ミラン黄金期の10番がブロッキ新体制を一刀両断! 会長偏愛の4-3-1-2は「機能不全」

辛口で知られるボバン氏がサンプドリアとの初陣を分析

 ACミランのクリスティアン・ブロッキ新監督は、初陣となった17日の敵地サンプドリア戦で4-3-1-2システムで戦い、1-0の勝利を収めた。チームは6試合ぶりの勝利を飾ったが、ミランの黄金時代に栄光の「10番」を背負ったズボニミール・ボバン氏は、新システムを「機能不全」と一刀両断にしている。地元テレビ局「スカイ・イタリア」で語ったもの。

 シニシャ・ミハイロビッチ前監督は、旺盛な現場介入を続けるシルビオ・ベルルスコーニ会長と衝突し、退任。新監督は名物オーナーの偏愛する4-3-1-2システムで初戦を戦った。日本代表FW本田圭佑はスタメンから外れ、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラがトップ下に入った。

 現役時代にセリエA優勝4回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝一度など黄金期のミランの中盤を支えた司令塔は、ブロッキ新政権の船出を次のように分析した。

「最初から勝ちそうな流れだった。互角だったが、ミランにはゴールの匂いが漂っていた。一方、サンプドリアはリスクをかけすぎた」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング