ミハイロビッチ電撃解任と伊メディアが報道 本田にとって5人目となるブロッキ新政権が発足へ

迷走が続く名門ミラン 名物会長ベルルスコーニ氏が宣言通りに決断か

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が電撃解任され、ミランの下部組織で指揮を執っていたクリスティアン・ブロッキ氏が後任監督に就任すると、衛星放送「スカイ・イタリア」などイタリアメディアが一斉に報じている。

 ミハイロビッチ監督は今季2年契約を結んだ。チームはコロンビア代表FWカルロス・バッカら100億円以上の補強を展開し、イタリア杯ではユベントスとの決勝に進出しているが、リーグ戦では現在6位で、5位フィオレンティーナとの勝ち点差は7に開き、7位サッスオーロには勝ち点1差に迫られるなど、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を失う可能性が高まっている。

 シルビオ・ベルルスコーニ会長は、前節ユベントス戦で負ければ解任と公言していたが、会長は11日にイタリア北部アルコレの別荘でミランOBのブロッキ氏と、アシスタントコーチのアレッサンドロ・ランジーニ氏と3時間にわたって会食。ここで次期監督就任を伝えたとレポートされている。

 40歳のブロッキ氏はミランの下部組織出身で、2013年にラツィオで現役を引退したばかり。トップチームでの指導経験はなく、12日にミラネッロで行われる練習からトップチームの指導を初めて行うとレポートされている。

 

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