ベンゲル監督がエジルの”しくじり発言”に苦言 「1%の確率でも我々は信じ抜く」

終盤戦の失速を受けて発した”アシスト王”の発言を咎める

 アーセナルは終盤戦の失速により、プレミアリーグのタイトル獲得が非常に厳しい立場に立たされている。そんな中でドイツ代表MFメスト・エジルが口にした“しくじり発言”を、アーセン・ベンゲル監督が咎めたと米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 エジルは今季チームの得点を数多く演出しており、“アシストキング”の座を確固たるものにしている。しかしレスター、トットナムの後塵を拝している状況について、ドイツ国内のスポーツサイトで「ここまでのシーズンを振り返って、僕たちは正直でならなければいけない。自分自身が“しくじった”と認めなければ」と話した。

 ドイツ人プレーメーカーはこの後、「もちろんタイトルレースは諦めていない」と付け加えたが、ベンゲル監督は「この声明は歓迎するものではない」とし、以下のようにエジルを咎めた。

「優勝できるチャンスが100%中1%の確率であっても、我々はそのチャンスを信じ抜かなければならないと考えている。最後まで情熱的にプレーする必要性があり、それこそが我々のサポーターからの支持を得るための最良の方法なのだ」

 

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