レアルの「今世紀最低の補強10人」 地元紙が選ぶ”銀河系軍団”の獲得失敗例とは

”白い巨人”でインパクトを残せなかった選手たちを紹介

 各国のスーパースターが加入することから「銀河系軍団」と称されるレアル・マドリードだが、これまでには数多くの“ハズレ補強”もあった。スペイン紙「AS」では、21世紀に移籍加入した選手のなかでワースト10の失敗補強を紹介している。

 今世紀に入ってからのレアル・マドリードは、大枚を叩いて各国のスター選手をかき集めてきた。現監督である元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏(2001年)をはじめ、元ブラジル代表FWのロナウド氏(02年)、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏(03年)らの獲得を毎年のように成立させ、現在のチームでもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(09年)、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(13年)に130億円以上もの大金を投じてきた。そうした天文学的な金額を投資してチームの主力として貢献してきた選手がいる一方、”白い巨人”の中でインパクトを残せなかった選手も数多かった。

 その代表格と言えば、元ブラジル代表MFカカ(現オーランド・シティ)だ。ACミランのエースとしてチームを牽引すると、その活躍がフロレンティーノ・ペレス会長のお眼鏡に適い、09年に6800万ユーロ(約92億円)の移籍金でレアルに加入した。しかし恥骨炎やひざ半月板の手術など度重なる負傷に悩まされ、4シーズンでわずか23得点、リーグ戦で2ケタ得点をマークした年はなく、本領を発揮したとは言えなかった。

 

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