コロンビアの元悪童FWが不振のハメスに辛口エール 「レアルから愛情が感じられない」

90年代のセリエAを席巻したアスプリージャ氏が後輩に辛口のエール

 レアル・マドリードで不振が続くMFハメス・ロドリゲスに、母国の英雄がエールを送った。コロンビア代表として長年エースを務めたファウスティーノ・アスプリージャ氏が、スペイン紙「マルカ」のインタビューに応じ、「レアルから愛情が感じられない」と指摘した。

 アスプリージャ氏は抜群のスピードと卓越したフィジカルで、1990年代にコロンビア代表のエースストライカーとして君臨。2度のワールドカップ出場を果たした。当時セリエAに所属したパルマではUEFAカップ獲得の原動力となった。その決定力とともに問題行動でも目立ち、練習場にピストルを持って現れたり、マシンガンを乱射して御用になるなど、ピッチ外でも“危険な男”として悪名を轟かせている。

 そんな”悪童ストライカー”は、歯に衣着せぬ発言でも知られる。同紙は同じコロンビア人であるハメスについての質問をアスプリージャ氏にぶつけると、奔放かつ率直な言葉の数々が飛び出した。

「コロンビア代表に比べて、レアルではいいプレーができてないな。コロンビア代表ではハメスのキャラクターが必要とされてて、自分自身も重要性を感じているから好調なんだ。でもレアルだと、“アイツが必要だ”って重要性を受けていないな。要するにハメスは今、クラブからの愛情を感じてないんだろうね」

 

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