ミランは今夏も監督交代!? 強化幹部がミハイロビッチ解任の可能性を示唆

迷走する名門 本田残留時は5人目の監督が就任か

 監督シャッフルの悪夢再び――。ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、今季限りでシニシャ・ミハイロビッチ監督が退任する可能性があることを示唆した。シルビオ・ベルルスコーニ会長の所有する地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」で語ったもの。

 現在6位のミランは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にできる3位が遠ざかるにつれ、ミハイロビッチ監督の去就問題がメディアを賑わしている。今季開幕前に就任した”鬼軍曹”は来季終了時まで契約を残しているが、強化責任者のガリアーニ氏はセルビア人指揮官離脱の可能性を否定しなかった。

「バイエルン・ミュンヘンは、退任すると誰もが分かっている監督とともに勝ち続けている。他の国では半年前に監督人事を発表するが、何も問題は起きていない」

 ドイツの最強王者バイエルンは、今季限りでジョゼップ・グアルディオラ監督が退任し、マンチェスター・シティに移籍することが正式に発表されている。後任にカルロ・アンチェロッティ氏がやってくることも発表済みだが、チームは2位ドルトムントに勝ち点5差をつけ、独走態勢に入っている。

 現在のバイエルンを凋落のミランの比較対象とするのは無理があるが、ガリアーニ氏はラツィオ戦キックオフ前の時点で、ミハイロビッチ監督の今季限りでの退任の可能性について、「問題なし」との意向を明らかにしている。

 

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