アーセナルが今夏118億円の大型補強を計画 センターラインの刷新に動くか

堅実経営のガナーズに大改革の予感 ロシツキ、アルテタらは放出へ

 現在プレミアリーグ3位のアーセナルは、今夏に7500万ポンド(約118億円)を投じてチームの中核を担うセンターラインに大量補強を行う準備があるようだ。また、主力選手にも大幅な給与アップを盛り込む契約を準備するなど、新シーズンに向けた動きが着々と進められているようだ。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。

 アーセナルでは現所属の中心メンバーのうち、イングランド代表DFキーラン・ギブス、フランス代表DFマテュー・ドゥビュシー、元フランス代表MFマテュー・フラミニ、主将MFミケル・アルテタ、そしてチェコ代表MFトーマス・ロシツキが契約満了を迎える。負傷も多い彼らを一斉に放出することで、チームの刷新が行われる可能性も高まっている。そこでクラブは、代わりに中核となるべき選手の動向に常に目を光らせているようだ。

 負傷者続出で、今季も頭を悩ませた中盤では、日本代表MF吉田麻也の同僚ケニア代表MFビクター・ワニヤマと、同FW岡崎慎司所属のレスターで躍進を支えるフランス人MFエンゴロ・カンテ、スポルティング・リスボンのMFポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョの3人がリストアップされた。

 強靭なフィジカルを誇るパワータイプのワニヤマとカルバーリョ、そして無尽蔵のスタミナを生かした運動量が武器で「ピッチに2人いる」と称されるカンテなど、いずれも特に守備に持ち味がある選手。MFサンティ・カソルラやMFアーロン・ラムジーらテクニシャンはすでに揃っているだけに、彼らを支える黒子となれる存在が求められているようだ。

 

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