清武が「待ち望んでいた」山口の復活! 日本代表トリオ初競演のハノーバーが連敗を「8」で止める

シュツットガルトに2-1勝利 FKで2得点演出の清武がMOMに輝く

 ハノーバーは27日に敵地でシュツットガルトと対戦。MF清武弘嗣、MF山口蛍、DFの酒井宏樹の日本人トリオが初めて揃って先発出場を果たすと、2-1で勝利した。最下位に沈むハノーバーだが、残留に向けた大きな1勝を挙げた。この試合、得意のFKから2点を演出した清武は「待ち望んでいたやつが来ました」と、C大阪時代からの“相棒”、山口の復調に喜びを露わにした。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 負傷から復帰し、11試合ぶりにスターティングイレブンに名を連ねた清武は、この試合の全得点に絡む活躍を見せた。シュツットガルトに先制を許したハノーバーだが、前半32分には得意のFKでDFクリスティアン・シュルツの得点をアシスト。さらに後半38分には再び清武の右FKからシュルツがこの試合2点目を奪い、逆転で勝利を収めた。今季5アシスト目を記録したハノーバーの背番号10は、ブンデスリーガ公式サイトで今季3度目のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

「少し安心しました。安心できる順位ではないですが」

 清武は試合を終えての率直な感想をこう語った。いまだ最下位に沈むが、8連敗をストップさせる貴重な白星をもたらした。「まだ1勝しただけなんで。気を引き締めてやらないと、この1勝が無駄になる可能性もあるし。だから、これからかなと思います」と、さらに気持ちを引き締めていた。

 

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