チェルシー新監督候補は“野獣”!? イタリアの司令塔が語る手腕と人間性

ピルロが恩師コンテの手腕を認める

 米MLSニューヨーク・シティFC所属のイタリア代表MFアンドレア・ピルロが、チェルシーの監督就任間近と伝えられる恩師アントニオ・コンテについて、「彼の中には野獣が眠っている」とその人間性について語っている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 現在、イタリア代表を率いるコンテ監督だが、6月の欧州選手権後に退任し、クラブでの仕事に復帰すると噂されている。チェルシーとの交渉はすでに大詰めを迎えているようで、まもなく3年契約にサインするのでは、と報じられている。これまでユベントスとイタリア代表で共闘してきたピルロはその手腕を認め、チェルシーの指揮官としても太鼓判を押している。その一方で、コンテの中に眠る“魔性”の一面には驚かされる部分も多いとしている。

「彼の中には野獣がいる。ある試合のハーフタイム、勝っているにもかかわらず彼はドレッシングルームに入ってくるなり水の入ったボトルを投げつけた。我々がミスを犯した、あるいはもっとやる必要があると感じていたのだろう」

 コンテのサッカーに対する情熱は、常軌を逸していると言ってもいいのかもしれない。さらにピルロは「彼には2人の妻がいる」と少し冗談めかして、私生活にまで及ぶ指揮官のサッカーとの向き合い方について語っている。

 

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