堀江貴文氏が語るJリーグの未来とは?(前編)|「プレミアリーグよりもポテンシャルがある」

堀江氏が考えるJの素晴らしいポテンシャル

堀江 僕は今、Jリーグはまさに分水嶺だと思いますよ。繁栄に向かっていくのか、それとも衰退していくのか。

――堀江さんは自身のツイッターでも、「間違えなければ10年後は今のプレミアリーグの地位を奪い取ることは可能だと信じています」とおっしゃっていましたね。

堀江 僕は本気で、プレミアリーグよりもJリーグの方にポテンシャルがあると感じていますよ。Jリーグにはこれまでの23年間で築き上げてきた素晴らしいインフラがあります。地政学的にこれから大発展が見込まれるアジアで、現時点でナンバーワンのサッカーリーグです。

 また日本という国自体にも、非常に数多くの魅力があるじゃないですか。風光明媚な観光地、歴史的な建造物、おいしいご飯、ショッピングもできて、エンターテインメント施設だってある。これだけ豊富な観光資源のある国が、他にありますか?

中西 日本にいるとなかなか気付きにくいことですが、欧州や東南アジアの人たちから見ると、Jリーグは発展のためのベースがしっかりとあると言われます。八百長がない、フーリガンがいない、債務超過のクラブがない、と。僕たちにとっては当たり前のことが、海外では違う。海外ではまずそういうところで苦労する。

 今でこそ隆盛を極めているプレミアリーグですが、ほんの30年前には危機的な状況にありました。失業率が高く、社会への不満のはけ口にサッカーが使われ、スタジアムはフーリガンのたまり場になっていた。おまけにスタジアムの老朽化もあって、ヘイゼルの悲劇やヒルズボロの悲劇といった事故が起こり、死傷者まで出してしまった。

 国際社会からの批判が高まり、このままではイングランドのサッカーは消滅してしまうという危機感からのスタートだった。そこから”非連続な成長”を描き、今の繁栄に至ったわけです。

堀江 そう考えると、当時のイングランドにはものすごいハンディがあったわけですよね。でもそこからわずか10年程度で、ものすごく価値を高めて、今の繁栄につなげている。

 だったら、もっと恵まれた環境を持っているJリーグにできないわけがないと思うんですよね。

 

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