カンテラ時代のメッシを指導した名伯楽が語る 「バルサ愛」に満ちた逸話とは

恩師ジョゼップ・コロマー氏がインタビューで明かす

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを幼少時代から知り、カンテラで指導したキーマンが、メッシの成功の秘訣は高い人間性にあったと当時を回顧している。英紙「インディペンデント」が報じている。

 今回インタビューに答えたのは、カタルーニャ人で現在スカウトを務めるジョゼップ・コロマー氏だ。13歳で故郷ニューウェルズ・オールドボーイズから加入したメッシをカンテラで指導し、その後のキャリアに不可欠な助言者として知られている。そんなコロマー氏は、メッシの秘めた闘志にも触れている。

「私は多くの才能にあふれた選手を見てきた。彼らの技術はトップレベルだったが、“メンタリティ”を持っていなかった。一方でレオ(メッシ)は常に勝者であろうとした。彼は自分自身を本当に信じていたと同時に、フットボールに対してとても忍耐強かった」

 周囲から有望と言われて育ったティーンエイジャーは、自らのテクニックを誇示するようなプレーをすることがままある。しかしアルゼンチンが生んだ天才は自らの技術を発揮しつつ、バルサの勝利に強い執念を燃やしていたようだ。コロマー氏は若き日のメッシの逸話をこう披露した。

 

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