東福岡の「トリックFK」が英国で再評価 議論を呼ぶマンUの一撃が呼び水に

FA杯でマンUが披露したトリックFK

 同紙は「フットボールの奇妙でワンダフルなフリーキックのルーティンの数々」として、多種多様なトリックFKを特集。そのなかで、東福岡のプレーが”メイド・イン・ジャパン”の一撃として紹介されていた。「これは、歴代で最も偉大なルーティンか? いや、最もばかばかしいほどに輝かしい一つだろう」と寸評されている。

 この特集が組まれるきっかけとなったのは、23日のFAカップ5回戦マンチェスター・ユナイテッド対シュルーズベリー・タウンFC(英3部相当)の一戦で、スペイン代表MFフアン・マタが決めたFKだった。

 前半45+2分にユナイテッドはゴール右寄り、約20メートルの距離で直接FKを獲得するとレフティーのマタがボールをセット。すると、ユナイテッドの選手3人が壁とGKの間でゴールに背を向けて並び、GKの視野を防ぐように立った。マタが助走を開始し、ボールを蹴るその瞬間に3人は一斉に前方へダッシュ。直後にマタが放った正確なシュートは壁の上をするりと抜け、ゴールマウスに吸い込まれる。このトリックプレーに注意を削がれたシュルーズベリーGKは一歩も動けず、シュートを見送るだけだった。

 

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