バイエルンの偉大なる”ワンクラブマン” マンUの115億円オファーを断った納得の理由とは?

独紙にミュラーが激白 「オファーはあったが僕らは世界トップ3」

 26歳にして4度のリーグ制覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やFIFAクラブワールドカップでの優勝など、バイエルン・ミュンヘンでいくつもの栄冠を手にしてきたドイツ代表FWトーマス・ミュラーだが、30歳を超えてもクラブに忠誠を誓う覚悟があると断言している。独地元紙「アーベントツァイトゥング」が報じた。

 ミュラーには、昨夏からイングランドのマンチェスター・ユナイテッドが獲得に執念を燃やしていた。移籍金7100万ポンド(約115億円)という高額オファーを再三提示していると伝えられていた。あまりに執拗なアプローチに、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが辟易とし、ユナイテッドの副会長であるエド・ウッドワード氏に「自分のEメールアドレスは変更できない。だから、ミュラーへのオファーの数々を送るのは止めるべきだ」とコメントする事態に発展していた。

 しかし、昨年12月にミュラーはクラブとの契約を2021年まで延長。契約を全うすれば、31歳までドイツ王者の一員として戦い続けることになる。それが自身の進むべき道だと感じているようだ。

「契約にサインしたということはつまり、満足しているということだ。先は長いが、クラブも僕もお互いに快適な関係にある。契約が満了する頃には30歳を超えているが、ここにいたいと思っている。さらにその先の数年も、成功を収めるために、このレベルをキープしていきたいんだ」

 

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