マンC指揮官が強行日程に怒り心頭 「私なら若手の試合のチケットは買わない」

「これは本当の勝負じゃない」

 マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、21日のFA杯5回戦の敵地チェルシー戦で過密日程の影響から若手中心のメンバーで臨む方針を明言した。その上で、「私なら入場券を買わない」とぶちまけている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 シティは厳しい日程に直面している。ロンドン遠征から中2日のスケジュールで、敵地ウクライナでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強ディナモ・キエフ戦が待っている。そこで指揮官は、チェルシー戦は若手中心のメンバーで臨むことを決めたという。一方のチェルシーも、イングランド代表DFジョン・テリー、フランス代表DFクルト・ズマの2人が故障離脱中だ。チリ人の知将はFA杯の一戦に関して厳しい視線を送っている。

「これは本当の勝負とは思っていない。もちろん、私はチケット代を払わないだろう」

 忠誠心の厚いサポーターにも、お金を払ってまで観戦する価値はないと主張している。

「我々は1週間前に若手のチームで戦うと発表している。もしも、スタジアムに継続して行くのか、チェルシーファンが試合を楽しめるか、私は分からない。だが、私はファンではない。我々の若手の試合を、私は見なければいけない」

 

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