「本当にアンラッキー」と語るローマDF C・ロナウドの一撃が足に当たりゴラッソを生む

失点を悔やむフロレンツィ CL8強へ第2戦でのリベンジ誓う

 レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが、17日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦、敵地でのローマ戦で後半12分に右足で強烈なゴールを決めた。この場面でマーカーを務めていたローマのイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィは、スライディングで食い止めようとした際にシュートが足に当たりコースが変わったことを悔やんでいる。

 強烈なシュートは後半12分に生まれた。マルセロからのパスを、左サイドに抜け出しながらロナウドがトップスピードで受けて魅せる。軸足の裏を通す得意の切り返しで、対峙したフロレンツィを一瞬にして置き去りにすると、鋭くペナルティエリア内に切り込む。そして右足を一閃すると、強烈な弾丸がローマの守護神、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの手を弾いてネットを揺らした。

 ロナウドの放ったシュートは軌道を変え強烈に落下したが、フロレンツィは悔しさをにじませている。イタリア衛星放送「メディアセット・プレミア」に登場し、「ロナウドには何もやらせてはいけなかった。自分は本当にアンラッキーだった。ボールは僕に当たったけど、ブロックできなかった。そして、上か横に軌道を変えて、ゴール隅にそのまま入ってしまった」と告白した。自らのタックルでゴラッソを食い止められなかった上に、強烈な変化を生み出してしまったことを後悔していた。

 試合にも0-2で敗れたが、ローマは奮闘した。「トップクラブ相手に今季最高の試合ができたのに……。我々は戦い続ける。ベルナベウでは失点を許さない」と、フロレンツィはリベンジを誓っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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