怒りのC・ロナウド、敵地不発の声に一発回答! エースの一撃でレアルがCL8強へ前進

ローマに2得点快勝 “白い巨人”が敵地で最高の結果を手にする

 18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦で、レアル・マドリードは敵地オリンピコに乗り込みローマと対戦。リーガ・エスパニョーラでのアウェーゲームで、ここ4試合ゴールがないポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにもゴールが生まれるなど、幸先良く2-0と先勝した。

 1月にレアルの指揮官に就任したジデネィーヌ・ジダン新監督にとってのCL初陣となったこの試合。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルこそ右足ヒラメ筋の負傷が完治せず欠場したものの、それ以外はロナウド、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらベストメンバーで臨んだ。

 一方、6シーズンぶりにローマの指揮官に復帰したルチアーノ・スパレッティ監督は、アルゼンチン人FWディエゴ・ペロッティを最前線に据え、代名詞の「ゼロトップ」で迎え撃った。17分にはそのペロッティからのラストパスをイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィがシュートまで持ち込むなど、前線の選手たちが神出鬼没な動きを繰り返してチャンスを作った。

 前半のローマは、守備でも果敢なプレッシングと堅実なブロック構築の使い分けがハマった。レアルがゴールに迫ったのは前半33分、左サイドで流れたロナウドの浮き球パスをマルセロが思い切りよく放ったダイレクトボレーがポストわずか右に外れたシーンくらいで、前半は63%のボール支配率をマークしながらも枠内シュートはなく、攻めあぐねる場面が目立った。

 

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