王者ユベントスが15連勝で首位奪取! ナポリとの頂上決戦を伏兵の一撃で制す

緊迫の首位攻防戦 ドロー濃厚の終盤にザザが鮮烈な決勝弾!

 イタリアの絶対王者ユベントスがついに首位に立った。13日、イタリア・セリエAの首位攻防戦となったユベントスとナポリの一戦が行われ、ユベントスが後半43分に途中出場のFWシモーネ・ザザが豪快な決勝ゴールを叩き込み1-0で勝利。今季のリーグ戦で初めてトップに立った。

 試合に至るまでには、主審を務めることが予定されていたニコラ・リッツォーリ氏が負傷によりダニエレ・オルサート氏に交代するなど不安定な要素もあったが、いざキックオフしてみれば非常にフェアで熱い戦いが繰り広げられた。イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが負傷欠場のユベントスは基本システムの3バックではなく、4バックをチョイス。ドイツ代表MFサミ・ケディラが復帰し、イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオと中盤のセンターを組んだ。

 前半から互いに激しいプレッシングとポゼッション志向の攻撃がぶつかり合う展開になった。それでも、次第にゲームの主導権はホームのユベントスが握るようになる。しかし、ナポリの最終ラインも崩れる気配を見せず、逆にユーベのハイプレスをかいくぐったカウンターから、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを中心にした攻撃陣にボールが届くようになる。

 前半の両チームを通じた最大の決定機は前半35分。ナポリの右サイドバックを務めるDFエルセイド・ヒサイからのピンポイントクロスがイグアインの頭に飛んだが、ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチがギリギリでボールのコースを変えた。前半はスコアレスで折り返した。

 

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