“爆買い”の中国マネーに待った!! テリー争奪戦に中東から”チェルシーの英雄”が参戦へ

カタールのアル・アラビ率いるゾラ監督が獲得の意思を示す

 チェルシーの主将に君臨してきた元イングランド代表DFジョン・テリーが今季限りで契約満了となる一方で、クラブから契約延長のオファーが届いていないことをすでに告白している。果たして来季は、どのリーグに向かうのだろうか。

 同胞の元イングランド代表MFフランク・ランパードやスティーブン・ジェラード、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロやスペイン代表の歴代最多得点記録を持つFWダビド・ビジャなど、各国のレジェンドが集う米MLSで選手としての最後を迎えるのか。 それともチャイナマネーによる“爆買い”でコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(広州恒大)、チェルシーで同僚だったブラジル代表MFラミレス(江蘇蘇寧)ら大物が移籍した中国で多額の報酬を得て、キャリアの終焉を迎えるのか。

 そんな動きに待ったをかけたのは、チェルシーOBで、現在はカタールリーグのアル・アラビを率いるジャンフランコ・ゾラ監督だ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じた指揮官は、テリー獲得の意思を表明している。

「ジョン・テリーほどのビッグネーム、チームの象徴となるビッグプレーヤーと契約できれば、リーグ全体に有益な補強となる。カタールリーグは大きく成長したいと考えている。アル・アラビだけでなく全てのカタールリーグ(のクラブ)が関心を持っているかもしれない」

 

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