ベンゲル、猛威を振るう中国の”爆買い“について「日本もそうだった」

トッププレイヤーを数多く引き抜いたチャイナマネー

 アーセナルのアーセナル・ベンゲル監督は、今冬の移籍市場での中国クラブによる”爆買い”について、かつてのJリーグを引き合いに出し、独自の見解を述べた。英国営放送「BBC」が報じている。

 今冬の移籍市場において、巨額のマネーに物を言わせた中国の富豪クラブが、欧州で活躍するトッププレイヤーの引き抜きに次々と成功している。江蘇蘇寧はチェルシーからMFラミレスを2500万ポンド(約42億5000万円)で、シャフタール・ドネツクからMFアレックス・テイシェイラを3800万ポンド(約65億円)で獲得。アジア王者の広州恒大は、アトレチコ・マドリードからFWジャクソン・マルティネスを3100万ポンド(約53億円)で獲得した。

 ベンゲル監督はサッカー界を揺るがすチャイナマネーの猛威について、「中国には、欧州リーグ全体を一気に中国へと移すだけの財政力が備わっている」と、その脅威を認めている。一方、中国の”爆買い“が継続的に行われるかどうかについては、懐疑的な見解を示した。

 

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