ディ・マリアが仏紙に激白 マンUでの1年間は「思い出したくもない」

マンUでの経験は「悲しいものだった」

 パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、昨季のプレーしたマンチェスター・ユナイテッドでの生活を、すでに忘れ去りたい黒歴史と考えているようだ。仏地元紙「レキップ」が報じている。

「マンチェスター・ユナイテッドでの経験は悲しいものだった」

 ディ・マリアはマンチェスターでの1年間を、このように振り返っている。アルゼンチン代表のレフティーは、2013-14シーズンにレアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグを制した翌シーズン、プレミアリーグ史上最高額となる移籍金5970万ポンド(約101億5000万円)でユナイテッドに加入。しかし、期待されたようなハイパフォーマンスを見せることはできず、わずか1年でクラブを去った。「物事は僕の望むようには進まなかった」と、理想と現実のギャップに頭を悩ませていたようだ。

「正直に言うと、(ユナイテッドで)起きたことを思い出すことはないし、思い出したくもない。今、ここ(パリ)にいることができて幸せで、それが最も重要なことなんだ」

 マンチェスターでは自宅に強盗に入られ、奥さんや娘とともにホテル暮らしを強いられたこともあった。私生活でのトラブルが精神面のストレスにつながり、プレーにも迷いが見られるなど悪影響を及ぼした。そして、ルイス・ファン・ハール監督との関係も良好でなかったことも明かしていた。

 

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