欧州より日本は感染リスクが高い? スペインから帰国の女子選手が告白「怖さ感じた」

スペインの女子フットサルFSFモストレスでプレーする藤田実桜【※画像:本人公式Instagramのスクリーンショットです】
スペインの女子フットサルFSFモストレスでプレーする藤田実桜【※画像:本人公式Instagramのスクリーンショットです】

スペインの女子フットサルFSFモストレスでプレーする藤田がSNSで胸中吐露

 スペインの女子フットサルFSFモストレスでプレーする藤田実桜が自身の公式ツイッターを更新し、スペインから帰国時に直面したエピソードを明かしつつ、「正直日本に帰国してからの方が感染するリスクが高いと思って怖さを感じました」と吐露している。

 藤田は昨夏にスペインへ渡り、昨季同様にマドリード郊外の女子フットサルチームFSFモストレスに所属。そんななかで新型コロナウイルスの感染が拡大し、スペインで非常事態宣言が出され、リーグ戦も中断されている。

 12日に自身のツイッターを更新した藤田は「帰国後、14日間の潜伏期間があったので自分が感染源にならないよう、ホテルで自主待機をしていました。ひとまず今日、待機期間を終えて無事に家に帰ることができたのでホッとしています」と報告している。

 欧米では被害が一気に広がっているなか、「3/23にスペインサッカー協会から、無期限のリーグ中断が発表されました。そこでチームと話し合い、この世界的に大変な時期を家族と過ごした方が良いと言ってくれたのもあり帰国することを決断しました」と帰国の経緯を明かしている。

 日本に戻り、14日間の自主待機をしていたという藤田だが、帰国後に感染リスクを感じる出来事があったと吐露している。「正直日本に帰国してからの方が感染するリスクが高いと思って怖さを感じました」と綴り、その理由について続けている。

「というのはまず空港。私が経由したバルセロナ(エル・プラット)空港、ドーハ(ハマド)空港では常にsocial distanceが徹底されアナウンスされていました。だけど、成田空港に着いてから全くアナウンスされていないし、さらに検疫では普通にぞろぞろ前の人と距離も空けずに並んでる。そしてニュースの報道を見ても、あまり危機感を感じているようには見えず、正直『まじか』って思いました」

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