背番号「10」の投じた一石 本田がミラン若手の怠慢ぶりを一喝「お前ら、アホか」

チームのために貫く自己犠牲

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が、1月31日に行われたインテルとの伝統のミラノダービーで前半35分に先制点をアシストする活躍で3-0の大勝に貢献した。その試合後、ミランの10番は、若手選手に対する意識改革を呼びかけていることを明らかにした。

 ダービーでは右攻撃的MFで先発した本田は、攻守に奮闘。前半35分には、コーナーキックを短くつなぎ、右サイドから左足でクロス。GKが飛び出せない絶妙な位置にクロスを上げると、先制ゴールを演出した。後半44分に途中交代となった本田は攻守に奮闘した自身のパフォーマンスには満足していた。

「今自分の役割はこれをやることがチームに生きると思っている。今までどちらかというと、僕に得点を期待する。そういうところで書いてましたけど、今後は試合に勝てば僕が勝たせたと書けば。不発と書かないで、ミランでの得点を求めないでください」

 チームを勝たせたという自負を覗かせた本田は試合後、2年連続で欧州のカップ戦の舞台から遠ざかっている名門復活への取り組みを明らかにした。

 

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