ミラン監督がサイドの適性に乏しいと語った本田に非情通告 「では、ベンチに行かせよう」

ミラノダービー前日会見で、ミハイロビッチ監督が本田の起用法に言及

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は31日のインテルとのダービーマッチで、日本代表MF本田圭佑の起用法について言及。サイドアタッカーの適性に乏しいと自己分析した本田の定位置はサイドのみと断定した。チームへの貢献を認める一方で、決定力不足などに苦言を呈している。サイドでのプレーが厳しい場合、ベンチ行きを命じている。

 本田は「コリエレ・デロ・スポルト」紙のインタビューで、自分自身にサイドアタッカーとしての適性が欠如している自覚があることを明らかにしている。

「僕のポジションは10年トップ下だった。ミランに来てから、右サイドで常にプレーしている。サイドはスピードがあって、マークを抜けるタイプの選手をプレーさせるべきだと僕は思う。サイドは僕のプレースタイルに合わない」

 そしてミラノダービー前日の記者会見で、ミハイロビッチ監督にはこの本田の「サイド発言」に関する質問が集中した。

「あなたは常に本田を4-4-2の右MFで起用してきましたが…」という質問に、セルビア人指揮官は「トップ下でもプレーしていたよ。4-3-1-2でやっていた時には」と返答。4-4-2システムに変更後は右の攻撃的MFで定位置を手にしている。

 度重なる本田のポジションについての質問に、指揮官は「どうすればいいのか、サイドバックにするか? それが彼のポジションなのか? 何が聞きたいんだい?」と語った。そして、背番号10のパフォーマンスに関して質問された鬼軍曹は、次のように続けている。

 

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