レアルの補強禁止処分はバイエルンの密告が発端? 不穏な噂をドイツ王者が完全否定

スペイン国内で囁かれているFIFAへの密告話

 レアル・マドリードは18歳未満の外国人選手の獲得に関する規約に抵触し、今夏と2017年1月の移籍市場での補強禁止処分を受けている。この問題でFIFAにレアルの規則違反を密告したと噂されているバイエルン・ミュンヘンが完全否定している。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 スペイン国内では”白い巨人”を背後から密告したのはドイツの強豪だという報道で持ちきりになっている。欧州屈指の名門の陰謀説が有力視される中、バイエルン首脳が早速火消しに走った。

バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは「バイエルンは無関係だ。噂は単純に真実ではない。世間に知れ渡っているように、2つのクラブの関係性は最高だ」と語っている。

 レアルは、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得を狙っているとされている。今回の移籍禁止処分により、今冬のマーケットで移籍が決まらなければ、欧州屈指のストライカーが来季バイエルンに残留することは確定となるが、ルンメニゲCEOは無関係を強調している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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