マジョルカ久保、元レアルDF翻弄の美技がリーガ公式「今節ベストスキル集」に選出

マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】

セビージャ戦で元レアルのスペイン代表DFレギロンを巧みなテクニックで翻弄

 スペイン1部リーガ・エスパニョーラはウィンターブレイクに突入し、2020年は1月3日に第19節が行われる。リーグ公式ツイッターは、年内ラストの試合開催となった第18節の試合を対象に「ベストスキル」を厳選。マジョルカの日本代表MF久保建英の華麗なドリブル突破も選出されている。

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 久保は今夏にレアルへ電撃移籍し、その後同じ1部マジョルカへの期限付き移籍を決断。開幕直後はベンチスタート主体だったが、現地11月10日のリーガ第13節ビジャレアル戦(3-1)で初ゴールを決めるなどスタメンに定着し、連続先発試合を現地時間12月21日のリーガ第18節セビージャ戦(0-2)で「7」に伸ばした。

 右サイドで先発出場した久保は、試合開始早々に決定機を演出した。前半2分、右サイドでロングフィードを華麗なボールタッチで捌くと、マッチアップしたスペイン代表DFセルヒオ・レギロンを瞬発力あるドリブル突破で置き去りにし、右足でグラウンダーのクロスを供給。フリーのFWラゴ・ジュニオールはシュートを枠内に飛ばせずチャンスを逃したが、久保のテクニックはスペイン紙「AS」が「彼は驚くほど簡単にレギロンを抜き去った」と報じるなど海外メディアからも称賛された。

 リーガ・エスパニョーラ日本語版公式ツイッターは「#LaLigaSantander 第18節ベストスキル集」と綴り、同節のテクニックを厳選。チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのバイシクルシュート、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの超絶トラップからのシュート、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(いずれもバルセロナ)のバックヒールパス、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)の足裏テクニックなどスター選手が揃うなか、久保も「カットアウト」も選出された。

 マジョルカの新年初戦は1月5日のリーガ第19節グラナダ戦。2020年も痛快なテクニック炸裂に期待が懸かる。

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