22試合19得点と完全復活のチチャリート アーセナルが獲得興味もクラブ側は断固拒否

マンUが放出を惜しむ活躍 レバークーゼンSDは1月の移籍を否定

 レバークーゼンのルディ・フェラーSDは、アーセナルなどが獲得を目論んでいると噂のメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスについて、「売る必要は全くない」と放出を断固として否定した。英地元紙「サン」が報じている。

 チチャリートはマンチェスター・ユナイテッドからレバークーゼンへ移籍した今季、公式戦22試合で19ゴールを挙げる大活躍。ユナイテッドやレアル・マドリードでベンチ要員として扱われた鬱憤を晴らすかのように躍動している。11月、12月と2ヵ月連続でブンデスリーガ公式の月間最優秀選手に選出された。

 その活躍ぶりからユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は「放出は失敗だった」と認め、さらにアーセナルが獲得を狙うなど実力が再評価されている。

 しかし、レバークーゼンのフェラーSDは「オファーを拒否するのは簡単なこと。彼を売る必要はまったくない」と、今やチームのエースとなったチチャリートの放出をきっぱりと否定した。また、「我々は目標達成のため、すべての選手を維持する」として、チチャリートに限らず、冬の移籍市場で選手の放出はないと公言している。

 レバークーゼンは前半戦17試合を戦い終えて勝ち点27の5位と上位につけている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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