浦和の土田新SD、理念と選手の“ギャップ”を指摘 「意味や重さを理解していない選手はいる」

浦和レッズの土田尚史スポーツダイレクター(SD)【写真:轡田哲朗】
浦和レッズの土田尚史スポーツダイレクター(SD)【写真:轡田哲朗】

「サッカーの街」浦和との一体感を要求「このクラブと浦和の距離感が開いている」

 浦和レッズは12日、さいたま市内で来季以降の新強化体制に関して記者会見を行った。新任の土田尚史スポーツダイレクター(SD)は、浦和という地域とクラブのつながりの大切さ、浦和で戦う責任を感じることの重要性を訴え、「はっきり言えば、この言葉の意味や重さを理解していない選手はいる」と現状の問題点を指摘した。

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 土田SDはJリーグ開幕の1993年から浦和のGKとしてプレーし、引退後はGKコーチを務めて2018年で退任。今季はクラブスタッフの1人としてホームタウン活動やパートナー営業活動に携わった。そうした経験を踏まえ、「サッカー文化があり、熱いサポーターが住んでいる浦和をホームタウンとするには責任がある。それを再認識してピッチで表現しなければならない」と選手たちに理念を求めた。

 土田SDは、リーグ最終戦を終えた翌8日に選手たちの前で挨拶と求めることの宣言を行ったという。クラブのスローガンにも触れ、「浦和のために最後まで走り、闘い、貫くという言葉は重い。それを表現することを約束してもらった」と明かす。選手との面談も順次進めるなかで、現状でチームにはそうした理念に対する不一致があることを認めている。

「はっきり言えば、この言葉の意味や重さを理解していない選手はいる。それは先シーズンまでピッチで仕事をしても感じたこと。浦和の選手である以上、それを感じなければいけない。分かっていても、理解できていない選手がいるのも事実」

 土田SDはクラブ創立時代も知る立場として、地域との一体感を含め、サッカーの街として知られる浦和というキーワードを繰り返した。

「このクラブと浦和の距離感が開いている。選手、現場はクラブの鏡だから、選手にも要求する。浦和をもっと知って欲しい、理解して欲しいと。それには、まずはクラブがもっと浦和を大事にしないといけない。チーム作りを進めるうえで、その理解ができない選手がいてはいけないクラブだと思っている。時間はかかるかもしれないが、常日頃から伝えていきたい」

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