15年来の盟友が今季引退の澤に捧げる皇后杯 INAC大野が「勝つ以外に何もない」とV宣言

準決勝の仙台戦でヘディングで先制点

 日本女子サッカーを共に支え、戦ってきた盟友が皇后杯での有終の美を誓った。INAC神戸レオネッサのFW大野忍は、23日の皇后杯準決勝のベガルタ仙台レディース戦でCKから先制点をマーク。2-0の勝利に貢献し、今季限りで引退することを発表しているMF澤穂希と共に決勝の舞台へ進出した。

「(試合の)最初のCKでもこぼれ球が来ていたので、今日はゴール前にチャンスが来る予感があった」

 こう振り返ったストライカーは前半39分、右CKをFW高瀬愛実が競り合ったボールに反応すると、ヘディングでゴールに押し込み貴重な先制点を挙げた。

 大野は1999年、NTVベレーザ(現日テレ・ベレーザ)でプロデビューを果たした。当時チームの中心選手として君臨していた澤はアメリカ移籍を果たすが、2004年の帰国後、ベレーザに復帰。攻撃的MF澤とFW大野は、ベレーザの攻撃の軸であり続けた。数多くのタイトルを獲得後、2011年に揃ってINACへ移籍。大野が10番を背負い、澤が8番を身につける形になったが、初年度からリーグ3連覇を果たすなど黄金期を築いた。

 

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