香川真司がローマ戦で再びボランチで途中出場 光るプレーを見せるも得点には絡まず

 気温30度の快晴となったデンバーのスポーツ・オーソリティー・フィールドには観客54117人が来場した。3-4-1-2システムの中盤の底でMFトム・クレベリーとコンビを組んだ香川はすでに3-0とリードしていた状況で、自由にプレー。後半6分にはFWウィリアム・キーンに絶妙な縦パスを通す。エリア内でキーンは相手に倒されたが、惜しくもPKとはならなかった。

 その8分後にもMFアシュリー・ヤングのショートパスを受けてからドリブル。縦パスを入れるなど、ゲームメーカーとしての役割を務めた。

 23日の今季初実戦となったLAギャラクシー戦でもボランチだった。後半25分にはメキシコ代表FWエルナンデスが投入されると、それまでトップ下だったリンガードが中盤の底に下がり、香川は右ボランチにシフト。ルイス・ファンハール監督はチームの戦力バランスについて「10番の選手が4人いるのはバランスが悪い」と語っているが、スペイン代表MFファン・マタ、エレーラらの揃うトップ下で香川を起用するつもりはなく、ボランチとして資質を見極めようとしているのだろうか。

 その後は左ボランチ、右ボランチと中盤の底で2度シフトされ、トップ下になることはなかった。

 香川は後半30分、DFルーク・ショーのクロスのこぼれ球に反応。機敏な動きで相手をかわし、左足でシュートを放ったが、ミートせず。香川のシュートは1本。縦パスなどで時折光るものがあったが、ライバルのマタが1得点1アシストとこの日も活躍しているだけに、本来の攻撃的なポジションでプレー機会を手にするためにはゴールなど明確な結果が欲しいところだ。試合は3-1でマンUが勝利している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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