CWC決勝進出のバルサ指揮官が絶賛した2人の主役 「オールラウンダー」と「ファーストディフェンダー」とは

ルイス・エンリケ監督が称える、万能MFイニエスタの存在感

 欧州王者のバルセロナが、3回目のクラブ世界一へ王手をかけた。17日のクラブワールドカップ準決勝でアジア代表の広州恒大に3-0の完勝。盤石の勝利にルイス・エンリケ監督は2人の主役を称えている。

「非常にチームは真面目にプレーした。ミスもしたが。相手は複雑なチームで自分たちもリスクを冒した。(広州が)いつも対戦するのとは違うスタイルで調子がつかめなかった。負傷でプレーできない選手もいたのでいつもとは違っていた」

 ブラジル代表FWネイマールとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシという、チームの看板選手を欠いた影響が多少なりともあったことを認めたが、チームが規律のあるプレーをしたことが危なげない勝利につながったと分析している。

 盤石の快勝劇の主役は、ハットトリックを達成したウルグアイ代表FWルイス・スアレスと、決定的なパスを幾度も通した主将のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタだった。指揮官はチームを決勝に導いた2人を絶賛している。

「イニエスタは素晴らしくチームを組み立てる。攻撃がうまく、チャンスを決めるのもうまい。万能型プレーヤーだ。これから先も長年我々のチームでプレーすればいい。スアレスも、難しい状況でもそれに対して対処を見つけ、スペクタクルなプレーをする。守備も一番最初に仕掛ける。チームに必要なプレーヤーだ」

 

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