名将スコラーリが認めたアジア8年の遅れ 広州恒大が軍門に下った飛車角落ちの「バルサ学院」とは

0-3負けに脱帽 「バルサは1つの学校」

 欧州王者バルセロナに力の差を見せつけられたアジア王者の広州恒大。17日のクラブワールドカップ準決勝で0-3と完敗した。ブラジル代表を率いて2002年日韓ワールドカップを優勝しているルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、メッシ、ネイマールという飛車角落ちのバルセロナの異次元の強さに「学校」と脱帽し、クラブ史上で過去最高位となる3位へ向けて意気込みを示している。

「世界トップの2人、ネイマールとメッシがいなかったわけですが、それでもクオリティーがすごい。一つの学校ですね。スタイルを維持できる。我々はできる範囲でやろうとした。バルサの(代わりに)出てきた若い選手を見てすごいと思いました。テレビで見る時もそうですが、すごい。負けたけどそう思います」

 この日の会場だった横浜国際総合競技場で、2002年日韓ワールドカップで世界を制した名将は、バルセロナの強さに完全に脱帽した。ブラジル代表FWネイマールとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを欠いたとしても、代わりに入った選手とチーム全体のクオリティーの高さを「学校」と表現するほどだった。欧州王者の教鞭を素直に受け止めた。

 一方で、衝撃の「バルサ学院」から何を学び取れるのだろうか。ブラジルの名将はこのような答えを返している。

 

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