J1リーグFC東京MF田邉草民の知られざる挑戦② 移籍期間を延長して再びスペイン2部CEサバデルへ

 田邉はオフを利用して一時帰国していたが、再び今月12日にスペインへと渡った。新たな目標を抱き、スペインでの2シーズン目の戦いに身を投じる素直な気持ちを言葉にした。

――スペインのサポーターはどうでしたか?

「はじめは3000人ぐらいでしたが、シーズン終盤にはスタジアムがほぼ満員になるまでになった。最後の方は結構盛り上がってきて、雰囲気も良かったです。街を歩いていると、サバデルのことが好きで僕のことを知っている人は結構声を掛けてきますね。それに、スタジアムでおじいちゃんや、おばあちゃんもよく見かけます。日本との違いはそこに感じますね。やっぱり歴史が長いからこそ。長年、チームを応援し続けているんだなって、それはすごいなあって思います」

――普段の生活で驚いた事は?

「食事が遅い、レストランに行くのも夜9時とかなので。シエスタの文化もあるし。日曜に店が開いてないこともあります。疲れていたら昼寝をすることもありますけど、まだ習慣化してはいません。そこは日本人なので(笑)」

――ホームシックはありませんでしたか?

「特別そう思わなかったです。焼き肉食べたいとか、友達に会いたいとかは思いましたけど、早く日本に帰りたいとは思いませんでした。毎日、目の前のことに集中していたし、その感じが自分でも気に入っていた。きっと、そういう気持ちが上手く働いたのだと思います」

――少し体も大きくなりましたか?

「そこは、筋トレも日本にいたときもやっているので。今まで、まったくと言っていいほど、やってこなかったんですけどね。ただ、日本にいたときよりも少し体重が増え過ぎたときに、パフォーマンスが良くなかったので食事の量を減らしたりして自分で体重をコントロールしたりしました。それが、正しいのか、どうかはわからないんですけどね。実際は、それほど体重は増えてはいません。増えたのは1キロくらいで、筋トレは、上半身を中心にけっこうやりました」

――ここで契約が1年延長になりましたが。

「悩んでいる時期もありましたけど、日本に帰ってきて、絶対もっとあっちでやればよかったって思うのであれば、もっと向こうで挑戦しようという決断に至りました。それに、僕が目指してるところには、スペインでプレーした方が近いのかなと思ったので」

――その目指している所とは?

「それはまだ秘密です。まだ誰にも言っていないので」

――もっと高いレベルでプレーしたいということでしょうか?

「そうですね。色々な段階を踏んでいかないといけないので」

 

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