怒り心頭のミラン会長 ミハイロビッチ監督解任危機で、本田加入後5人目の指揮官が誕生?

下位相手の失態でレッドゾーンに突入と地元紙

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、13日の本拠地ベローナ戦で1-1のドローに終わり、解任危機に直面していることが明らかになった。地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が、「ちっぽけなミラン。ミハイロビッチ監督はピンチ」と特集している。

 下位に低迷するベローナ相手に攻め切れなかったミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、怒りを募らせているという。ブーイングの鳴り響く本拠地サンシーロに姿を現さず、アルコレの別荘で娘のバルバラ社長とテレビ観戦していたという。

 記事では「またしても失望的なプレーに怒った会長は、試合後のホイッスルの後にすぐ、ガリアーニに電話をした。ミランは、チャンピオンズリーグ入りを果たさなければならないチーム」と報じられている。元イタリア首相の名物オーナーは、電話の先にいるアドリアーノ・ガリアーニCEOを怒鳴りつけたという。

 17日にはイタリア杯のサンプドリア戦を控えているが、ミハイロビッチ監督の状況はすでにレッドゾーンに突入しているという。

 記事では「しかし完全にすべてを失うリスクがこのチームにはある。緊急事態では、ブロッキとリッピ、あるいはタソッティを監督にする可能性がある」とレポートしている。下部組織の監督を務めているクリスティアン・ブロッキ氏、現在フリーのマルチェロ・リッピ氏、昨季までアシスタントコーチを務めたマウロ・タソッティ氏がミハイロビッチ監督の後任候補としてすでに挙げられている。

 

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