マンU指揮官ファン・ハールの「惨敗トップ10」を英紙が選出 ワースト1位は香川の…

上位には記憶に新しい大失態が並ぶ

 4位は4月26日の昨季第34節、敵地エバートン戦。この試合も0-3で惨敗している。前年にはデイビッド・モイーズ元監督退任の引き金となった0-2の敗戦を、同じ敵地でのエバートン戦で喫しており、「ユナイテッドのグディソン・パークでの新たな暗い日」と定義されている。試合後にはファン・ハール監督が、選手の態度を疑問視していた。

 3位は2014年9月21日、昨季第5節のレスター戦。敵地で3-5という壮絶な撃ち合いを演じ敗れている。ユナイテッドは3-1とリードしていたはずが、プレミア昇格1年目の相手にわずか28分間で4失点を喫する大失態。「キングパワー・スタジアムで欲しくない記録を作った1日」と記されている。

 2位は、8日の今季CLグループステージ最終節ヴォルフスブルク戦が、いきなりのランクイン。

 「ドイツでのカオス的な敗戦でファン・ハールはヨーロッパリーグに転落し、オランダ人の在任期間で新たなどん底に突き落とされた」と、敵地での悲劇的な敗戦について糾弾している。そして同紙の批判は、指揮官の采配に及んでいく。

 「狂気は最後の10分間に集約される。同点弾からわずかの間に致命的な3点目を奪われ、クリス・スモーリングは急場凌ぎのセンターフォワード役で負傷。中盤のニック・パウエルとコンビを組んでいた」と、センターバックのスモーリングを前線で起用し、21歳のMFパウエルを大一番で抜擢した起用法は「狂気」だったと指摘している。

 

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