大失態のファン・ハールが嘆き節 マンUのグループステージ敗退の要因は…

主審の判定に不満爆発「クレイジーな試合」

 マンチェスター・ユナイテッドは8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ最終戦でヴォルフスブルクと対戦し、2-3で敗れた。前半10分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルのゴールで先制したが、わずか3分後に同点に追いつかれると、そのまま逆転を許した。勝ち点1差で3位につけていたPSVがCSKAモスクワに2-1で勝利したため、決勝トーナメント進出可能だった2位から順位を下げ、ヨーロッパリーグに回ることを余儀なくされた。

 ルイス・ファン・ハール監督は試合後、悲壮な表情で振り返った。「クレイジーな試合だった」と語り、無念のグループリーグ敗退を主審のせいにしている。

 試合後、地元テレビ局「BTスポーツ」のインタビューに応じたオランダ人指揮官は声を振り絞った。

「我々は決勝T進出の本命ともいえるが、とても均衡したグループだった。結果も1-0や2-1という試合も多かった。全体を振り返ると、PSVとの初戦も主審の判断によるものだった。今日もまた主審の判断が我々にとってポジティブなものではなかった。グループリーグが均衡している時に、こういうことが起きてしまう」

 マンUの入ったグループBはヴォルフスブルク、PSV、CSKAモスクワという強烈なライバルの存在しない楽なグループと目されていた。突破は容易と思われていたが、指揮官は各チームともに均衡していたと主張している。この日は前半43分にMFジェシ・リンガードのゴールがオフサイドと判定される不運もあった。さらに9月15日のPSVとの敵地初戦で1-2で敗れたことを引き合いに出し、主審のジャッジに敗退の原因を求めている。

 

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