マンUのCL敗退にOBたちが香川らスター放出を批判 「この日のメンバーに入れた」

問われる460億円補強の是非、「より悪くなった」

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ最終戦のヴォルフスブルク戦で2-3の逆転負けを喫した。試合前まで3位に位置していたPSVがCSKAモスクワに2-1で勝利したために、順位を3位に下げてヨーロッパリーグに回ることとなった。

 2季ぶりのCLの舞台だったが、決勝トーナメント進出を逃すという失態にクラブOB陣も落胆しているようだ。英衛星放送局「BTスポーツ」の番組に出演したリオ・ファーディナンド、ポール・スコールズ、マイケル・オーウェンの3人は「ユナイテッドは2億5000万ポンド(約460億円)を費やしながらより悪くなった」と、ルイス・ファン・ハール監督就任2シーズン目となった今季のチームを批判した。

 2009年から12年までマンUに所属し、背番号「7」を背負ったオーウェン氏は現有戦力が、ここ数年と比べて弱体化していると指摘。ファン・ハール監督体制での18カ月で、放出すべきでなかった選手が多くいたと主張した。そこでDFラファエル(リヨン)、DFネマニャ・ヴィディッチ(インテル)、ジョニー・エヴァンズ(WBA)、ナニ(フェネルバフチェ)、香川真司(ドルトムント)、ティム・クレバリー(エバートン)、ロビン・ファン・ペルシー(フェネルバフチェ)、チチャリート(レバークーゼン)など、オランダ人指揮官に冷遇されたスターの名前を次々に挙げた。ファーディナンド氏も「彼らは今日のチームに入れただろう」とオーウェン氏に同調した。

 

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