マンUのCL敗退に伝説のOBが激怒 「恥に思う」「なんて凡庸なんだ!」

ファーディナンドがシュマイケルが… 凋落した赤い悪魔を嘆く

 マンチェスター・ユナイテッドは8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節ヴォルフスブルク戦で、前半10分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルのゴールで先制したが、わずか3分後に同点に追いつかれると、最終的には2-3と逆転負け。勝ち点1差で3位のPSVがCSKAモスクワに2-1で勝利したため、決勝トーナメント進出が可能だった2位から転落し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることを余儀なくされた。

 衝撃の敗退劇に偉大なOBは激怒している。現役時代、世界最高のGKと呼ばれて1999年にはプレミアリーグ、FAカップ、CLの三冠達成に貢献しているピーター・シュマイケル氏は、ツイッターで「なんて凡庸なんだ。全くもって偉大さからかけ離れている。まだまだ先は長い!」と一喝。リードしながらも、カウンターやセットプレーで失点を重ねたユナイテッドに怒りをぶちまけている。

 一方、昨季に現役を引退し、2007-08シーズンのCL制覇に貢献しているリオ・ファーディナンド氏は、「マンチェスター・ユナイテッドの選手として、自分はCLからELに回ることを恥に思う。もっとできたはずだろう」とツイートしている。

 現役時代に世界屈指のDFと呼ばれたカリスマも憤っている。ユナイテッドの入ったグループBはヴォルフスブルク、PSV、CSKAという強烈なライバルの存在しない楽なグループと目されていた。突破は容易と見られていただけに、レジェンドも赤い悪魔の体たらくに怒りの声を上げている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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