ヴィエリ氏も退場処分の長友を擁護 「ファウルですらない、レフェリーの大間違い」

 

カジェホンのシミュレーションを指摘

 インテルの日本代表DF長友佑都は、ナポリとの首位決戦で退場処分となった。その試合後に激怒したロベルト・マンチーニ監督に続き、インテルのOBも判定に異を唱えた。元イタリア代表FWで、“ボボ”の愛称で親しまれたクリスティアン・ヴィエリ氏が、地元ラジオ局「ラジオ・カピタル」のインタビューに応じ、「ファウルですらない」とコメントしている。

「月曜日(11月30日)の夜のナポリ対インテルの長友のファウルについてだろう? 何もなかったじゃないか。ファウルですらなければ、警告のわけがない。単純に、レフェリーの大きすぎる間違いだったというだけのことだ」

 ヴィエリ氏がこう語ったのは、前半35分と44分に立て続けに提示されたイエローカードのうち、ナポリFWホセ・カジェホンへのファウルとして警告された1つ目のものだ。マンチーニ監督も試合後、「トラクターにひかれたようにシミュレーションをした」と憤怒のコメントを残した。このプレーに対し、ヴィエリ氏もカジェホンのシミュレーションであったと断言している。

「カジェホンがシミュレーションをしたのは明らかだ。長友は彼にほんの少し、本当に少し触っただけだ」

 

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