G大阪の強力攻撃陣を迎え撃つ浦和 最終ラインに頼れる闘将とムードメーカーが復帰

那須、森脇が出場へ

 浦和レッズは、一発勝負のJリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝G大阪戦に向け、最終ラインにベストメンバーがそろった。負傷により、リーグ最終節の神戸戦を欠場したDF那須大亮と、DF森脇良太がそろって復帰の見込み。浦和の“闘将”と“ムードメーカー”がチームに戻ってきた。

 CSが行われるのは、浦和と横浜Mがタイトルを争った2004年シーズン以来。その“最後のチャンピオンシップ”を経験した選手は数少ない。当時、横浜Mの一員としてチャンピオンになった経験を持つ那須は、この短期決戦を勝ち抜くために「メンタリティが大事だ」と語る。

「諦めずに戦う姿勢がこういう勝負は結果に出る。何が起こるか分からないゲームだからこそ、勝ちを手繰り寄せるためには、献身的なプレーを見せることなど気持ちで上回らなければ。そうでなければ、勝てるものも勝てない。周りからはいろいろな見方があると思うけど、選手としてはレギュレーションを楽しんでやるだけ」

 那須は、7日のセカンドステージ第16節の川崎戦で右太もも裏を負傷して出場も危ぶまれたが、「良いコンディションで臨める。足の状態は全く問題ない」と話した。

 また、3バックの右サイドに入る森脇も「足の状態は全く問題ない。自分としては、良いコンディション調整をさせてもらった。これで良いプレーができないようであれば話にならない」と、万全の状態であることを強調した。

 リーグ終盤に最終ラインの負傷者が相次いだ浦和だが、GK西川周作とDF槙野智章の日本代表コンビも合わせたベストの陣容でガンバ攻撃陣を迎え撃つ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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