CLでトリコロールの特注スパイクを着用したポグバ 仏テロ犠牲者を悼む

母国での惨劇に哀悼の意 ユーベはマンCに勝利し首位浮上

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが、25日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第5節のマンチェスター・シティ戦で、パリで起きた同時多発テロの犠牲者130人へ哀悼の意を示すため、フランス国旗と同じ赤、白、青のトリコロールカラーに装飾された特注スパイクを着用してプレーした。

 ポグバは、テロが起きた13日、パリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスで行われていたフランス対ドイツの試合に出場していた。スタジアム近くのレストランやゲート付近で自爆テロが起き、一般市民1人が死亡するなどの被害を出した。母国での惨劇に心を傷めたポグバは、シティとの大一番でフランス国旗と同じカラーリングが施された特別仕様のスパイクを着用し、犠牲者への哀悼の意を表した。

 ポグバもフル出場した試合は、FWマリオ・マンジュキッチの決勝点によりユベントスが1-0でシティを下した。勝ち点を11に伸ばし、グループDの首位に浮上している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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