インテル長友が3戦連続先発へ 代表遠征を挟んでのスタメン継続は復権の証

マンチーニ監督が前日会見で名前を挙げた4人に入る

 インテルの日本代表DF長友佑都が、22日のリーグ第13節フロジノーネ戦で3試合連続のスタメン出場を確実なものとした。試合前日の記者会見で、ロベルト・マンチーニ監督が明言した。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が報じている。

「ワールドカップ予選で南米まで行った代表選手たちのコンディションをチェックしなければいけない。(先発出場と)私に言えるのは4人だけだ。ハンダノビッチ、コンドグビア、長友、フェリペ・メロだ」

 マンチーニ監督は、長友のスタメン起用を明言している。同サイトの予想スタメンでは、右サイドバックにダニーロ・ダンブロージオが入り、長友は前節に引き続き本職の左サイドバックでのスタメン出場が有力視されている。17日にワールドカップ・アジア2次予選カンボジア戦でフル出場していることから、DFアレックス・テレスのスタメンを予想する声が大きかったが、マンチーニ監督による長友への信頼は移動距離や時差のハンデを乗り越えたと言える。

 前節のトリノ戦では左サイドバックでスタメン出場し、相手のキーマンであるMFブルーノ・ペレスの突破を抑え込み、機を見ては攻撃参加した。イタリアメディアからも「危険なエンジン」と評されて称賛の的になった。インターナショナル・マッチウィークを挟んでのスタメン起用継続は、長友がレギュラー争いで一歩リードした証左であると言える。

 今節は本拠地サンシーロでの戦いになる。左サイドの“定位置”に戻る背番号55が、躍動する姿を見せてくれるはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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