香川の同僚が2人も… 米メディアが選ぶ「EURO出場を逃した悲運のイレブン」

偉大な父の再現とはならなかった守護神

 来年フランスで行われる欧州選手権(EURO)のプレーオフが幕を閉じた。参加24ヵ国が出揃う一方で、スポットライトを浴びることが叶わない実力者もいる。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、ワールドカップよりもハイレベルと呼ばれる大舞台に立つことができない悲運のベストイレブンを紹介している。

 システムは4-2-3-1だが、日本代表選手の同僚も選出されている。GKはFW岡崎慎司の所属するレスター・シティの守護神、デンマーク代表キャスパー・シュマイケル。スウェーデンとのプレーオフ第2戦ではズラタン・イブラヒモビッチに2発を許し、2戦合計3-4で敗退が決まった。寸評では「レスターの好調なGKは、父親ピーターの伝説を再現するチャンスを奪われた。今回の予選はキャスパーが代表正守護神としての座を確立した大会だった」と書かれている。マンチェスター・ユナイテッドで活躍した父親ピーター・シュマイケルは、1992年大会でデンマーク代表のEURO優勝に貢献しており、この栄光に続くことはできなかった。

 DFには、ドルトムントMF香川真司の同僚が選出されている。ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスだ。ギリシャは今予選、フェロー諸島にも上を行かれるグループ最下位に沈んだ。そして、現レスターのクラウディオ・ラニエリ元監督も解任されていた。寸評ではパパの愛称で知られるストッパーについて、「ブンデスリーガで最も安定し、堅実なDFの1人」と実力を高く評価されている。

 続いてはかつてリバプールで活躍した、現ブロンビーのデンマーク代表DFダニエル・アッガーが選出。30歳で代表チームの主将を務めている。

 

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