キャプテン岡崎、PK失敗に自戒の言葉 「チームが勝ったことで救われた」

口を突いて出た反省の言葉

 日本代表のFW岡崎慎司は、2-0で勝利した17日のロシア・ワールドカップ2次予選カンボジア戦で、ベンチに座った不動のキャプテンMF長谷部誠に代わって主将を務めた。しかし、自身は後半2分にPKを失敗するなど、無得点のままピッチを去った。現代表最多の通算98試合出場を誇るエースは試合を振り返り、「チームが勝ったことで救われた」と自戒の言葉を吐き出した。

「うまくいった部分はあったし、ポンポンって崩して、合えばというシーンまでは行っていた。もちろん、監督は前半終わって怒っていた。まあ、新しいチームというのもあるし、出来的にはカンボジア相手なので、あれですけど」

 またしてもアジアの格下相手に苦戦を強いられた。今予選では、6月の2次予選初戦のシンガポール戦で0-0でまさかのスコアレスドローとなるなど、守備を固める相手の苦戦が目立つ。前回ホームでカンボジアと対戦した際も、最終的には3-0で勝利。今回も2-0とスコアの上では快勝だが、FIFAランキング183位の相手では素直に喜べるものではない。攻撃の中心を担う岡崎も、低調な出来に唇をかむしかなかった。

「手段がちょっと足元、足元になりすぎてるというのはあった。もうちょっと裏、裏でもよかったかなと。ボランチあたりから裏(へのパスが出て)でも良かったとは思う。うーん、見たまんまだと思いますね。ちょっと単調だった。それでもチャンスはつくれていたし、相手が体張ってよくやってたなというのもあるので」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング