ハリル激怒! 格下カンボジアに2-0の大苦戦 「何人かの選手にはかなり怒っている」と一喝

ボランチ遠藤は前半のみで退く センターバックも不安定な出来

 試合終了のホイッスルが鳴り響いた後、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はベンチからしばらく立ち上がれなかった。

 17日、敵地プノンペンでのワールドカップ・アジア2次予選のカンボジア戦で、日本は2-0と勝利したものの、FIFAランキング183位とグループE最弱の相手に大苦戦を強いられた。「我々の試合には満足していない」と指揮官は渋い表情で振り返ると、「何人かの選手にはかなり怒っている」と吐き捨てた。

 スコアレスで迎えたハーフタイムには、展開力の乏しさを露呈したMF遠藤航(湘南)を下げ、柏木陽介(浦和)を投入。相手FWのカウンターに対して、不安定な対応に終始した槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)のセンターバックコンビなど、不甲斐ないチームに怒りのメッセージを送った。

 5日前に行われた前節のシンガポール戦から、スタメンを8人入れ替えて臨んだ試合は、慣れない人工芝ピッチや重い試合球の影響もあってか、序盤からボールこそ支配するものの、攻守に精彩を欠き、チーム全体の連動性も欠いた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング