レアルが画策する「新9番」の獲得 候補者は東欧の点取り屋か生え抜きFWか

ベンゼマの無実を主張も水面下で動くか

 レアル・マドリードが新たなストライカーを求めて、活発な動きを見せ始めているようだ。スペイン地元紙「マルカ」は、バイエルンでゴールを量産するFWロベルト・レバンドフスキ、昨季ユベントスに放出した下部組織出身FWアルバロ・モラタが、レアルの新エース候補として名前が浮上していると報じた。

 現在レアルの前線では、FWカリム・ベンゼマがフランス代表の同僚MFマテュー・ヴァルブエナ(リヨン)に対するセックステープを巡る恐喝事件で逮捕されるというスキャンダルが、世間の注目を集めてしまっている。クラブは、ベンゼマは無実だと主張しているが、今後プレーへの影響も危惧されることから、新9番としてFW獲得に動くのでは、とレポートされている。

 その候補の1人目が、ポーランド代表のレバンドフスキ。レアルは過去にも複数回アプローチをかけていたと伝えられているが、ベンゼマの不測の事態に備え、今季のバイエルンで公式戦17試合19得点と覚醒するストライカーに、再度熱視線を送っているようだ。

 レバンドフスキの代理人チェザリー・クチャルスキー氏は、レアルからの関心があることを認めているものの、選手本人は移籍に前向きではないという。「ここ数ヵ月の間にコンタクトはない」と具体的なオファーについても否定している。ただし、選手はスペイン語の勉強をしているとの情報もあり、スペイン行きへの布石なのではという見方もある。

 

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