不発が続くファルカオ チェルシーが来年1月にレンタル元のモナコへ”返品”か

リーグ戦9試合1得点 モウリーニョ監督の信頼も失う

 チェルシーが不振の続くコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを、来年1月の移籍市場でレンタル元のモナコに“返品”する可能性が高まっている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 かつて「エル・ティグレ(虎)」の異名を取り、世界屈指のストライカーと恐れられたファルカオは、昨年1月の故障をきっかけに不振の日々を送っている。昨季は移籍市場の目玉として、モナコからマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍したが、ルイス・ファン・ハール監督の信頼を手にできず、リーグ戦4得点で買い取りオプションの行使が見送られた。

 今季同じ代理人と契約するジョゼ・モウリーニョ監督に拾われる形で、チェルシーに1年間の期限付き移籍で加入したが、今季リーグ戦先発はわずか1試合。1トップのポジション争いでスペイン代表FWジエゴ・コスタ、フランス代表FWロイク・レミーに続く3番手となり、遠征の帯同メンバーからも外れる状況となっている。

 そしてリーグ戦成績も9試合1得点と不発が続いており、すでにモウリーニョ監督の信頼も得られていない。そのため今季16位と絶不調のチェルシーは、期限付き移籍の契約期間内である来年1月にファルカオをモナコに”返品”することを検討していると、記事ではレポートされている。

 

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