ミランが獲得を狙う“50億円の男” 次代の背番号10が苦境の本田を救う?

司令塔バスケス獲得へ、パレルモと交渉開始と地元紙が報じる

 ACミランが来年1月の移籍市場で、次代の「背番号10」獲得に向けた交渉をスタートさせたことが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「パレルモ会長ザンパリーニがミランと交渉をスタート。ミランに、3000万ユーロでバスケス放出へ」と報じている。

 ミランは今夏の移籍市場で100億円以上の補強費を費やしたが、2つの失敗があった。1つはパリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰交渉を成功させることができず、もう1つはシニシャ・ミハイロビッチ監督が切望していたトップ下の実力者獲得が叶わなかったことだ。

 この2つ目の失敗を取り返すべく、ミランはパレルモに所属するアルゼンチン出身のイタリア代表MFフランコ・バスケスの獲得に向けた交渉をスタートさせたという。そしてパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、移籍金3000万ユーロ(約40億円)に、税金の22パーセント(約8億8000万円)を上乗せした金額をミラン側に要求している。

 トップ下として高いパフォーマンスを発揮しているバスケスを獲得できれば、ミランは2種類のフォーメーションを実現できるという。まずは今季開幕直後まで導入され、日本代表FW本田圭佑がトップ下でテストされた4−3−1−2システムの復活。カルロス・バッカとルイス・アドリアーノが2トップを組み、トップ下にバスケスが入るパターンだ。

 

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