移籍金史上最高額更新は確実か 2016年夏、135億円の男の新天地とは?

ユベントスMFポグバの去就を代理人が明言

 今夏の移籍市場でメガディールの噂が絶えなかったユベントスの新たな10番、フランス代表MFポール・ポグバ。攻守に幅広いタスクを遂行できる上に、卓越したテクニックと191センチの長身を生かしたフィジカルの強さ、さらに22歳の若さと移籍金が高騰する条件はあまりにも多く揃っている。代理人であるミーノ・ライオラ氏は、ポグバが来夏にユベントスを離れる可能性を語り、その行き先や市場価値にも言及している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。

「ポールは何であれ、この夏の時点でもう1年、ユベントスでプレーすることを選択した。だが、その先のことは分からない。移籍への扉はすべてのクラブに対して開かれている」

 ライオラ氏はこう語り、ポグバが来夏の時点で移籍する可能性を示唆した。リーグ4連覇中のイタリアにおける絶対王者ユベントスは、今季リーグ第10節を終えた時点で3勝3分4敗の12位と低迷している。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)こそ、「死のグループ」と呼ばれるマンチェスター・シティ、セビージャ、ボルシア・メンヘングラードバッハが同居するグループDで2勝1分と好調だが、この大会で来季CLの出場権を獲得するには優勝するしかない。このままリーグ戦で調子が上向かなければ、CL出場権を失う可能性が高まり、それもポグバの移籍を加速させる要素になりそうだ。

 そして移籍先について、ライオラ氏は「間違いなくスペインかイングランドのビッグクラブだ。ただし、パリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンなら可能性は排除されない。とにかく、彼の価値は一気に上昇したんだ」と語っている。バルセロナやレアル・マドリード、マンチェスターの両雄などのビッグクラブが候補になると語っている。

 

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