名手シャビがルーニーにMF転向のススメ  「深い位置で危険な選手になれる」

今季9試合2得点 CFとしては物足りない

 元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)が、イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、自身と同じように中盤でゲームをコントロールする役割へスタイルを変えるべきであると、コンバートのススメを説いている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

「ウェイン・ルーニーは、以前から私が称賛してきたプレーヤーだ。彼は並外れた才能を持った選手だ。個人的には、彼は今でも素晴らしい能力を持っているが、変化の時を迎えているのかもしれないね」

 シャビはルーニーを称えながらも、ユナイテッドが世代交代の時を迎えつつあると指摘している。今季は、ルイス・ファン・ハール監督率いるユナイテッドでセンターフォワードに固定されているルーニーだが、ここまでリーグ戦では9試合2得点と、ストライカーとしての役割を果たしているとは言い難い。“赤い悪魔”を束ねる主将も24日に30歳を迎え、キャリアのターニングポイントを迎えている。

「年を重ねれば、誰だって以前のようなプレーはできないし、ピッチ全体をカバーすることもできなくなる。しかし、聡明な選手はそうした状況に適応していくものだ。ルーニーも素晴らしいフットボール脳を持った選手だ。ユナイテッドには90分間走り続けられるような新しいストライカーが必要なのかもしれない」

 

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