英国で高まる香川再評価の声! 9割のサポーターが早すぎたドルトムント復帰を後悔

「至高のゴールに象徴される好調さとともに」

 日本代表MF香川真司は昨季、出場機会を手にすることができずにマンチェスター・ユナイテッド(マン・U)からドルトムントへと復帰を果たした。28日のDFBポカール2回戦の本拠地パダーボルン戦での芸術ループ弾など、今季完全復活を遂げた日本人エースの早すぎるマン・U離脱に対し、英国のサッカーファンが9割以上が後悔しているという。英地元紙「メトロ電子版」は「ドルトムントのシンジ・カガワのゴールを味わうために少し時間を」と特集した。

 この特集では、リーグ38試合出場に終わった香川のマン・Uでの日々を振り返っている。赤い悪魔は、2012年にドルトムントから総額1700万ポンドの移籍金で日本の背番号「10」を獲得した。その2年後、香川は定位置を確保できず、古巣への帰還を選んだ。

現在、リバプールを率いる恩師ユルゲン・クロップ監督は当時、マン・Uでの香川の起用法に心を痛めていた。

「シンジ・カガワは世界最高の選手の1人だ。それなのに、マン・Uでは20分しかプレーできていない。私の心は張り裂けそうだ。本当に私は涙を流したんだ。セントラルミッドフィールドこそが彼の最高の役割なんだ」

 香川の才能を磨き上げた名将は、かつて英紙にそう語っていた。ベンチか、不慣れなサイドでの起用法に対する疑問の声を上げていた。

 安住の地へと戻った香川は今季、パダーボルン戦の前半43分に左足で美しいループシュートを決めた。記事では「再びフットボールを取り戻した香川はトーマス・トゥヘルのチームで開花している。水曜日の夜のパダーボルン戦での至高のゴールに象徴されるほどの好調さとともに」と絶賛されている。

 

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